題名: | 老子の思想-「道」の働き |
其他題名: | 老子的思想-「道」的機能 |
作者: | 張才興 |
關鍵字: | 老子 道 無状の状 無物の象 謙卑 樸素 |
作者群: | 張才興 |
期刊名/會議名稱: | 逢甲人文社會學報 |
摘要: | 『老子』における「道」は、形のない、音のない、そして実物のないものとされているのである。ところで、「道」は古から今まで続ける不変なものであって、その存在と非存在の両方の状態を含めているのである。この「道」は見ることも、聞くことも、手にふれることもできない、惚恍として有るが如く無きが如く、その存在は無状の状‧無物の象という状態である。こういう状態は、人間の感覚‧知覚による把握を超越するものの意。つまり、「道」の形象_x000D_ が人間の主観が認識する対象になり得ないものを言う。「道」の働きは天地万物を生み出し、その要諦は「無為」ということである。「無為」とは、本来が「無作為」であることから知られるように、実際は何もしないということではない。それは「無為にして、而も為さざるは無し」という意味である。それなら、人もこの「道」の原理を基づいて無為を持することにより、事情をも成就できるのである。老子によって、無為が大為となる、無用が大用となる、無治_x000D_ が至治となる、不争が至争となるのである。その内在的修行は清静を重んじ、沖虚‧退譲を以て自分から守り、柔弱‧謙卑を以て自分を保持し、恬静‧寂静を以て自分の天分に安んじ、純真に帰り、樸素に帰るを以て目的として自らを養うのである。 |
ISSN: | 1682-587N |
日期: | 2012/10/24 |
分類: | 第13期 |
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